私が新人の時に失敗したこと・やっていてよかったこと
原宿・表参道でフリーランス美容師をさせていただいておりますタナカアミと申します。
今日は、私が新人の時の失敗談や、やっていてよかったことのお話をしてみます!
私の新人の時の失敗談
美容師を13年やっている私ですが、
当然新人の時は失敗いろいろやりました。
専門学校を卒業して入社した会社は教育のしっかりしていた会社だったので、
シャンプーでもカラー塗布でもパーマの巻きでもなんでも、
実際お客様に携わらせていただく前に先輩にモデルにしてもらって厳しいチェックがあったので
私自身も自信を持ってお客様と接することができたんですが
美容師の新人さんは経験したことが多いであろう失敗……
シャンプーでお洋服の襟を濡らしてしまう
という大失敗。。。
しっかりシャンプーの練習をして、テストをしているにも関わらず
1年目の頃は数回お客様の襟を濡らしてしまうことがありました。。
首の長さとか首の太さも人それぞれだし、
シャンプー台のちょうどいい位置にイスを動かしたりとか、
そういった経験値が足りなかったんですね。
シャンプーでもなんでもそうですが
こういう❝技術❞って
そのお客様にとっての「ちょうどいい」ってそれぞれ違うんですよね。
力加減とかお湯加減とかもそうだけど、
お客様が苦しくないイスの位置とか
当たり前のように違うんです。
身長も首の太さも違いますからね。
失敗からは
失敗を何度も繰り返さないようにという意識と
『お客様それぞれの違いに合わせていく』ということを学びました。
そんな経験や失敗もしながら美容師《タナカアミ》が成り立っています!
やっていてよかったこと
私がやっていてよかったと思うことは
常に先輩の仕事を見る
ということです!
美容師は技術職でもあります。
私のサロンには人店舗10数人のスタッフが常にいました。
もちろん新人の時はほとんどが先輩。
ほとんどが技術の先生なんです。
「私と比べて何が違うのか?」
「私が上手くいかない理由はどこなのか?」
「この先輩の技術の上手い理由はどこなのか?」
「なぜ先輩はそうしたのか?」
常に考えながら先輩の技術を見ていました。
真剣に見すぎて、顔が怖いと怒られたことは何回もあります。笑
美容師の技術は実はとても理論的です。
カットでも引き出す角度によってシルエットが変わるし、
すきバサミでの量の取り方も角度や場所でだいぶ変わります。
カラー剤も元の髪の毛の明るさによって足し算引き算がありますし、
パーマもお薬の種類がたくさんあってダメージや狙うスタイルによって変えています。
「私ならこうするのに、この人はなんでこうしたんだろう?」
…と考えることで、自分の経験値や選択の幅が広がるんです(^^)
もちろん、先輩の仕事を見ていると接客面でもとても勉強になりました(*´∀`)
私のサロンはお客様の層の幅もとても広く、
男性のお客様も女性のお客様も多いサロンでした。
学生では多く関わる機会のなかった年代のお客様も多く、
最初は「何を話したらいいかわからない」という状態でした…
上から目線ながら、
私が❝美容師として担当してもらいたいな❞と思う先輩の仕草や会話は真似をしたし、
いろんな年齢のお客様に携われたので
会話の幅も広くなったのはとてもよかったと思っています(*´∀`)
お客様から教えていただくことって本当に多くて
いろんな方のお話を聞けるこの美容師という仕事は
本当に幸せな仕事だと思っています!
もちろん失敗から学ぶことも多かったし、
でもその失敗もお客様あってこそ。
これからも初心を忘れることなく
お客様に向き合っていきたいと思います!!(*´∀`)
私はこんな美容師でありたいと思っています。