原宿・表参道でフリーランス美容師をさせていただいておりますタナカアミと申します。
お客様を担当していてよくあるお悩みの一つ。
『自分で白髪染めをしたら暗くなりすぎてしまった…』という問題…!!!
今日は暗くなってしまった白髪染めを明るく見せたり、染め直していく方法を解説していきます!!(^^)/
目次
- 1 白髪染めで暗くなってしまったことはないですか??
- 2 そもそも白髪染めはなぜ暗くなるのか?
- 3 白髪染めで暗くなりすぎないためにはどうすればいいの??
- 4 これは美容室でもなるべく全体ではなく根元の気になる白髪部分のみを染めることが大切。
- 5 でもせっかく染めるなら色を変えてイメージを変えたいという方には…
- 6 もう白髪染めで暗く黒っぽくなりすぎてしまった場合は…??
- 7 白髪染めで暗くなってしまった毛先を明るくする方法その①
- 8 白髪染めで暗くなってしまった毛先を明るくする方法その②
- 9 白髪染めで暗くなってしまった毛先を明るくする方法その③
- 10 ハイライトとは??
- 11 暗く黒っぽくなってしまった白髪染めを明るく染めるのには、美容師の白髪染めの経験のテクニックが必要!
- 12 原宿・表参道エリアで白髪染めを明るく染めたい方はタナカアミへの相談&予約はLINE@にて!
白髪染めで暗くなってしまったことはないですか??
そもそも白髪染めはなぜ暗くなるのか?
まずはなぜ自分で染めると暗くなってしまうのかご説明します!
白髪染めをご自分で染めたことのある方はわかると思うのですが、
明るく染めようと思うと白髪部分が染まらない。
しっかり染めようと思うと、毛先まで黒っぽくなってしまう。
と、いう経験はないでしょうか…!!!
白髪の❝白❞を染めようと思うと、
茶色の濃い色素のカラー剤を使わないと染まらないんです…!!!
カラーリングって
カラーフィルムはご存知でしょうか??
あの照明とかに貼り付けて色変えるフィルムです!!
カラーフィルムとか絵の具とかと一緒で、
真っ白な画用紙に薄い色を乗せてもその色にならない、
って感覚おわかりいただけますでしょうか………。
黒い画用紙に絵の具を乗せるのも一緒です。
黒の地毛部分は
【明るくしつつ色をいれる作用のカラー剤】
白髪部分は
【しっかりとした濃い色味のカラー剤】
じゃないと染まらないのです。。!!!
白髪染めじゃなくてもだいたいのカラー剤は
明るくする作用+色を入れる
というどちらの役割も果たすものが多いです。
- 明るくする度合い
- 色味の濃さ
- 色味の種類の違い
カラーチャートってこういうのです↓

見たことあるかある方は多いと思います!
白髪はもともとのベースが白なので、
その分茶色を濃くしないと、しっかり染まってくれないんです…!!!
なので、ホームカラーで
「白髪もしっかり染めよう!!」と思って毛先まで染めてしまうと、
黒っぽくなってしまうんですね(´;ω;`)
白髪染めで暗くなりすぎないためにはどうすればいいの??
では!白髪染めで暗くなりすぎないためにはどうすればいいのか??
やむを得ずご自分でカラーリングされるのであれば
毛先まで染まってしまう《泡タイプ》のものではなく
ハケとかクシで塗るような《クリームタイプ》をチョイスして
なるべく新しく伸びてきた根本部分だけを染めましょう!!
ご自身で染めるには全体の根元を染めるのは難しいと思うので、
ご自分から見える顔周りと頭頂部のところだけ!にしておきましょう。
こちらの記事で、
美容室になかなか行きづらいこの時期のご自宅でのカラーリングの応急処置の事を書いてあります!
白髪染めの色素の濃さは本当になかなかあなどれなくて、
毛先に残っている何ヶ月、何年前の暗めに染めた色素は消えずに履歴として絶対に残ってしまっています。
一回でも濃く染まってしまったものを明るくするには、
パワーのある明るくするカラー剤を使わないと明るくならないんです…。
暗くなってしまった白髪染めを明るくしようと美容室に行ったら
「ブリーチするしかありません。」
と言われた経験がある方もいらっしゃるんじゃないでしょうか??
そうすると、髪の毛の負担が大きく痛みが出てしまいます。
ですので、ご自分でのカラーリング頻度は少なければ少ない方がもちろん良くて、
その為には白髪が伸びてきた時に誤魔化すアイテムやテクニックがあると良いですよ!
白髪が伸びてきた時にご自分で染めるのではなく
シャンプーしたら落ちる“白髪隠しのカラーファンデーション”を使って
生え際や頭頂部の分け目の所を塗ってあげるとそれだけでパッと見た感じは目立たなくなります(^^)
こちらは髪が染まるわけではないのでもちろんダメージは出ませんし、
朝お顔にファンデーションを塗るようにパパッと塗れるのでお手軽です!
マスカラタイプやいろんなタイプの物がありますが、
このようにパフで塗るファンデーションタイプの方が頭皮に付かずに広い面積で塗れますし、
こちらはクリームファンデーションタイプになっているので髪への色乗りもよくカバー力もあり、
リキッドタイプやパウダータイプに比べて色落ちも少ないです!(^^)
お色も暗めのブラウンと明るめのライトブラウンがあるので合わせやすいですよ!

是非、こういった白髪が目立たなくなるアイテムを使いながらご自分で白髪を染める頻度をなるべく減らして暗くならないようにしましょう!
他にもこちらでパパッと白髪を目立たなくするテクニックのお話もしています(^^)
大人女性の髪にはツヤがマスト。
せっかくキレイする為に白髪を染めてるのにバサバサにはしたくないですもんね!!
これは美容室でもなるべく全体ではなく根元の気になる白髪部分のみを染めることが大切。
美容室のカラーリングでも「白髪染め」のお薬で毛先まで染めてしまうとどんどん色素が重なって色が暗くなってしまいます!
染める頻度が高い方なら、なるべく根元だけを染める
【リタッチカラー】の月を作るとよいですよ!
リタッチカラーのお客様事例はこちらです♪→→→
美容室に来たからと言って、毛先まで染める必要はないんですよ!
美容師が染めるからこそ、
❝染めたい部分にだけ狙ってカラー剤を塗る❞というテクニックがあります。
これは、染まっている部分には無駄にダメージをさせない大事なテクニックなんです!!
ご自宅でのカラーリング後のホームケアで、
白髪の増え方やダメージも変わりますよ(^^)
でもせっかく染めるなら色を変えてイメージを変えたいという方には…
そうですよね…!
その気持ちはとてもわかります…!!!
ダメージはしたくないけど、
せっかくカラーリングするなら毛先の色を変えて雰囲気が変わる感じも楽しみたいですよね…!!!!
そういう時は
根元は白髪染め×毛先はオシャレ染め
の染め方にすると、毛先は暗くならず明るく白髪を染めることができます♪
白髪染め×オシャレ染めの染め方のお客様事例はこちらです♪→→→
根元は白髪も染まるカラー剤で、
毛先は暗くなりすぎないオシャレ染めで染めていく方法ですが、
- 新しく伸びてきている部分の長さ
- 地毛部分の白髪の割合
- すでに染まっている毛先部分の明るさ
これらの全ての条件のバランスをみて
根本部分と毛先部分の明るさの差が出ないように
根本のカラー剤と毛先のカラー剤を選んで染めていきます!!
これは美容室でしか出来ない染め方ですよね(^^)
根元と毛先の明るさの差が出すぎず自然に染められるカラー剤のチョイスも、
白髪染めの経験値があってこそなんです♪
こちらのお客様も
根元は白髪染め×毛先はオシャレ染めで
明るめの白髪染めで髪色を楽しまれているお客様です(^^)

もう白髪染めで暗く黒っぽくなりすぎてしまった場合は…??
1番のお悩みはココですよね。
「白髪染めで暗くなってしまった毛先をもう少し明るくしたい。」
お客様を担当させていただいていてもほんっとーーーによく聞きます。
こちらの解決方法は大きくわけて3つあります。
- 根元のみを染めて、毛先の色抜けを待つ。
- ブリーチではない髪を明るくする作用の強いカラー剤で、濃く入った色味を薄めていく。
- 根元は白髪染めで毛先にはハイライトを入れて明るく見せる
私がオススメする方法はこの3つになります♪
白髪染めで暗くなってしまった毛先を明るくする方法その①
根元のみを染めるリタッチカラーを続けて
毛先の色味が抜けてくるのを待つ。
この方法は、よほど真っ黒になっていなければ徐々には明るくなってくる方法かなぁ…と。。
でも解決するのに時間がかかりますし、
暗くなっている度合いによっては色が明るく抜けてこない場合もあります。
私の白髪染めでは、
根元の白髪染め部分のお薬も
白髪の多さやお客様の染まりやすさなどを見極めて
白髪はしっかり染まって色抜けはしないけど、
なるべく明るく染まるカラー剤を調合して染めています!
明るく染めたら白髪が浮いてきてしまうという事はありません!(^^)
根元のみを染めるリタッチカラーで、いつも根元が黒っぽくなってしまうという方もぜひ一度ご相談ください♪
白髪染めで暗くなってしまった毛先を明るくする方法その②
暗くなってしまった毛先に
ブリーチではないオシャレ染めでなるべく明るいカラー剤を使って明るくする。
このやりかたで明るくさせていただくお客様はとても多いです!!
でも、オシャレ染めで1番明るくする作用のあるカラー剤を塗っても、
「あ、ちょっと黒っぽいのが抜けたわね」
…というくらいにしか明るくならないんです…。
この方法を繰り返していくと、
徐々に髪色は明るくなっていきますよ!
なので、どうしてもの場合はあるとは思いますが
毎回ご自分でカラーリングして毛先が暗くなる
→
美容室で明るく直してもらう
…を繰り返していると、髪の毛はとても傷んでしまいます……。
ですので、明るくしていきたい!…という場合は、
ご自身で毛先まで染めて暗くなってしまうという事がないようにと
白髪染めの経験値が少ない美容室で毛先まで白髪染めの薬を使って暗くなってしまう、
…というような事がないようにする、ということが1番大切なんです(^^)
白髪染めで暗くなってしまったお客様を明るくカラーリングさせていただいたお客様実例はこちらをご覧ください!→→→
白髪染めで暗くなってしまった毛先を明るくする方法その③
これは私の1番のオススメの染め方です!!
それは
根元は白髪染め×ハイライトをいれる
というやり方です!!
ハイライトのお客様実例はこちらです♪→→→
ハイライトとは??
《ハイライトとは、髪全体のカラーリングよりも明るめの色味を部分的に筋で入れること》
文章で書くとわかりづらいんですが、こういうカラーリングです!
なんとなく明るい筋のカラーリングが入っているのがわかりますでしょうか??
これがハイライトです!!
全体を明るいカラー剤で染めるよりもダメージが少なく、
ふんわり明るく見せてくれる効果があるので
白髪染めで暗くなってしまった方にはとてもオススメです!!(^^)
もちろんこのハイライトの明るさも調節できます♪
明るさの差がつけば、その分イメージとしては
《華やか・派手》という印象が強くなります。
白髪を目立たなくさせる為にあまりに明るいハイライトを入れてしまうと
- 明るいハイライトが白髪のように見えてしまう
- 大人女性の細く痛みやすくなってきている髪にダメージが出てパサつきが出てしまう
- 髪だけ若作り感が出て老ける
- 短めの髪だとマダム感が出る
など、デメリットもあります。
ツヤ感や大人女性の素敵な落ち着いた雰囲気を残したい場合は
上の写真くらいの明るさの差がオススメです!
大人女性に似合う髪色についてはこちらのブログもご覧ください(^^)
暗く黒っぽくなってしまった白髪染めを明るく染めるのには、美容師の白髪染めの経験のテクニックが必要!
このように今回は、
白髪染めで
- 暗くなりすぎないために
- 暗くなりすぎてしまった時は
白髪はしっかり染めつつ、
なりたい髪色、なりたい明るさになるべく近づけるような染め方はあります!!
もちろんそれには
美容師のテクニックと美容師の経験によるカラー剤のチョイスが絶対必要です!
白髪染めで暗くなってしまった毛先には、
なりたい希望の明るさのカラー剤で染めるだけでは
暗い色が重なってしまって明るくなるどころか暗く染まってしまいます。
毛先に残っている白髪染めの色素の濃さと
カラー剤の色素の足し算と引き算が出来る美容師さんに白髪染めを頼む事が
白髪染めを明るく染める、ということに繋がります!

実例ブログはこちらも
白髪染めだと黒っぽくなってしまって、
顔色が疲れて見えたり、老けて見えてしまうとお悩みの方は多いと思います。
しっかり染めないと白髪が染まらないからと
暗く黒っぽくなってしまっているのを諦めていませんか??
あなたのなりたいキレイを叶えるお手伝いをさせてくださいっ!!
白髪があるからって諦めることなんてないんです。
あなたの白髪もキレイに明るく染める事は出来ますよ(^^)
一緒にキレイを作りましょう!
ぜひご相談だけでもお待ちしております♪
白髪が気になる大人世代の女性に向けて、
老けて見えない髪型の解説もしておりますのでこちらも併せて是非ご覧下さい(^^)
原宿・表参道エリアで白髪染めを明るく染めたい方はタナカアミへの相談&予約はLINE@にて!
- 昔の髪型が似合わなくなったと感じている30〜50代の女性
- 若い時と同じ髪型を何年も続けている女性
- 老けて見られない髪型にしたいけど方法がわからない女性
- 最近旦那さまやお友達に髪型を褒められていない女性
髪型でこんな悩みをお持ちではないですか?
特に30〜50代の女性は「家事・育児・仕事」と、髪にかけるお時間がなかなか取れなくなりますよね。
私は「脱おばさん」をテーマに原宿でフリーランスの美容師を務めており、今まで3000人以上の30〜50代の女性の髪の悩みを解決してきました。
LINE@にて髪の悩みの相談(無料)&ご予約を受け付けております。
ぜひご気軽にご連絡ください!
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