原宿・表参道でフリーランス美容師をさせていただいておりますタナカアミと申します。
白髪染めで思った以上に暗く、黒っぽく染まってしまったことはありませんか??
多くの白髪染めをされているお客様が
「白髪は染めたいけど暗くはしたくない」
「白髪染めだけど、本当はもう少し明るく染めたい」
と、お悩みです。
今回は
「明るく染めてほしいというオーダーをしたのに、染める前よりも暗くなってしまった」
「思った以上に暗く染まってしまって、明るくならない」
と、お悩みのお客様を明るくカラーリングさせていただいたお客様実例をご紹介いたします!!
目次
白髪染めで明るく出来ない原因
市販のカラー剤を使って白髪染めされた方はこんな経験はありませんか?
・明るく染めようとする
→白髪がキラキラ浮いてしまい染まらない(またはすぐ色が抜ける)
・白髪をキチンと染めようとする
→全体的に暗くなってしまう
白髪が染まるカラー剤というのは、明るく染めるものよりも色素量が多く、とても濃いのです。
なので、毛先まで白髪染めで染めてしまうと、どうしても暗くなってしまうんですよね。
反対にあまり暗くならないように、濃く色を入れないようにすると、
白に色が入らないので白髪が染まらない、という事になります!
簡単のように思えて、実は白髪染めってすごく難しいんです。
明るく染めようと思うと市販のカラー剤で1人で綺麗に染め上げるのは至難の技です。
白髪染めとオシャレ染めの違いは??
まずヘアカラーの仕組みはざっくり言うと
髪の毛を明るくしながら色味もいれていく
ものです。
色味の入ってないライトナーというカラー剤もあります。
このカラー剤には明るく出来る範囲があって、
それよりも明るくしたい場合は
「ブリーチをしてからカラー剤で色味を入れる」
という工程が必要となります!!
今はオシャレ染めと白髪染めの区別が前ほどハッキリついていなくて、
白髪が染まるカラー剤→
色素が濃く入っていて7〜6レベル以下
それより明るいと白髪が染まらない
みたいな感覚です(^^)/
明るくする作用が大きいほどダメージも大きく
暗いカラー剤ほど色味が多く入っています!!
- 色味は徐々に抜けるが、明るくした部分は暗く戻ることはない
- 色持ちは明るさにもよりますが、1〜2ヶ月程度
- 明るさや色味を変えられる
という特徴があります(^^)/
ということで、次に白髪染めで暗くなってしまったお客様を明るく染める方法を実際のお客様事例を見ながら紹介していきます!!
白髪染めで毛先が暗く、黒っぽくなってしまったとお悩みのお客様
今回のお客様です!
今回のお客様は毛先は明るめですが、
中間部分と根元の白髪染めの履歴がある部分が暗くなっています!
白髪はそこまで多くないお客様ですが、
全体的に点在していて少し伸びてくると気になって
カラー専門店で2〜3週間に1度は根元のカラーリングをされているそうです。
根元の付近の暗くなっている部分がかなり濃い目に染まっているので、
お顔周りの印象が暗く見えてしまうのもお悩みの1つだそうです。
今回お客様の新しく伸びてきているカラーリングをされていない部分は1センチ弱。
この新しく伸びてきている部分は白髪染めで。
中間部分の暗くなっている部分は明るくする作用のあるカラー剤で。
毛先は色味を少し足して中間部分との差が少しぼけるようにカラーリングしていきます!
今回のお客様の場合、
毛先は中間と完全に色を合わせるほど落ち着かせるというよりは、
ある程度グラデーション感を残して明るめな印象のお色がいいとのことでしたので、
毛先は中間部分よりも少し明るめに染まるように狙ってカラーリングしていきます!(^^)
白髪染めで暗く、黒っぽくなってしまった部分を明るく白髪染めさせていただいたAfter
こちらは中間部分を1回カラーリングで明るくさせていただいた状態です。
こちらは同日ではないんですが、
もう1度カラーリングで明るくさせていただいた状態です。
毛先の明るさはそのままに、
根元部分と中間部分が明るくなりました!!
2回の毛先までのカラーリングで、
根元の白髪はしっかり染めつつ、毛先はかなり明るめにすることが出来ました!
では、白髪染めで暗く黒っぽくなってしまった毛先部分を明るく染めるカラーリングのポイントを解説していきます!
白髪染めで暗く黒っぽくなってしまったお客様を明るくカラーリングするポイント解説
白髪染めで黒っぽくなってしまった部分を明るくする
今回のお客様の暗くなっているこの根元部分と中間部分。
こちらの部分には、カラー剤で1番明るくする作用のあるカラー剤を使って
白髪染めの黒っぽくなってしまっている部分を明るくしていきます!!
ブリーチではないですが白髪染めをしていない状態であれば、
かなり明るめに染めることが出来るくらいのパワーのあるカラー剤です。
ですが、白髪染めの色素はかなり濃く、
1度白髪染めをすると染めた部分にその濃い色素は残ってしまいます。
かなり明るめにするカラー剤を使っても
少し黒っぽさが取れたかな、くらいにしか明るくならないんです。
学生の時に黒染めってしたことありますか??
黒染めした後、美容室で染めよう!と思って行ったら
「明るく出来ません」と言われたことはありませんか?
白髪染めも似たような原理なんです!!
白髪染めの濃い色素が残っているので
少し明るめに染まる程度のパワーのカラー剤で染めてしまうと
色素が重なって「染める前よりも暗くなってしまった…」
ということが起こるのです…!!
白髪染めで暗くなってしまった方の解決方法はこちらのブログもご覧下さい!
明るく染めるけど、根元の白髪部分はしっかり白髪を染めたい!
ここで問題なのが、
「白髪はしっかり染めたい!!」
というところです!
いくら明るく染まったからといって
根元の白髪部分が染まっていなかったら嫌ですもんね!!
根元の白髪部分に関しては、
白髪がぎりぎりしっかり染まる、明るめの白髪染めを調合して
なるべく新しく伸びてきている白髪が気になる部分にのみカラー剤を塗布していきます!
いくら明るめで染まると言っても白髪染め!!
白髪染めを使っている範囲は狭い方が明るく染めることが出来ます。
ここでは美容師のカラー塗布技術もとても大事なんですよ!
ここで疑問なのが、
「根元は白髪染めで染めて毛先は明るくしてしまったら、根元だけ暗くなって明るさの差が出てしまうんじゃないの…??」
というところだと思います。
…が、大丈夫なんです!!!
毛先の明るめに染めていく部分のカラー剤も、
染めた後に明るさの差が自然に見えるような明るさを狙ってカラー剤を調合しています!
これも白髪染めの経験値のあるからこそ出来ることなんです!
明るく白髪を染めたいという方は、
白髪染めを得意としている美容師さんにカラーリングをしてもらうことをオススメします!!
1度暗くなってしまうと、
1回でご希望の明るさまで明るくすることが出来ない場合があるからです(^^)
暗くなってしまった毛先を明るく白髪染めさせていただいたお客様の実例はこちらもご覧ください!
明るく白髪染めをするために。
このように、明るく白髪染めをするには
- 美容師の知識と経験値
- カラー塗布の技術
が必要なんです(^^)
もちろん暗くなってしまった毛先を明るく見せる方法は他にもあります!
ですが、白髪染めを狙い以上に暗く染めないということが1番大切なんです。
白髪染めでも明るく染めることは可能です。
暗くなってしまった部分をある程度明るく染め直すことも、明るく見せる方法もあります。
白髪があるからといって、
なりたいキレイを諦めることはありません!(*´∀`)
その為には、ぜひ白髪染めを得意としている私タナカアミにご相談ください!!
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