大人女性のおばさんっぽく見えないショートカットのポイントを解説！

表参道で大人女性の髪のお悩みを解決する美容師をしております、亜彌あみと申します。
 

 
こういったお悩みを解決していきます！


 
「老けて見える髪型」って、実は明確な理論や原因があります。
 
その原因を知ることが老け見えを若見えにする第１歩です！


お顔型の似合わせや19年のキャリアで多くの大人女性を見てきた私が、
似合わせ・髪のお悩み・ご自身の印象やなりたい女性像など
いろんな角度から大人女性のお悩みを解消していきます！(^^)

おばさんっぽく見えてしまう髪型の特徴

 
まず、大人女性がおばさんっぽく見えてしまう髪型の特徴を解説していきます！

頭頂部(トップ)にボリュームがない

 
どうしても年齢を重ねると

などの原因から頭頂部にボリュームが出づらくなってきてしまいます。



 
年齢を重ねると髪が痩せてぺたんこになってきてしまうので、
ボリュームがある髪＝若いという印象があるので、
 
写真で比べるとわかりやすいですが、
ボリュームのない髪は疲れて見えたり老けて見えてしまいます。
 
ぺたんとしやすくなる大人女性の髪は、ボリュームを出すようにしてみましょう(^^)


▼頭頂部のボリュームについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

参考
髪にボリュームがないと老けて見える？！若く見える髪型を美容師が解説

 

髪にツヤがなくパサついている

 
こちらも年齢を重ねると

ので、ツヤが出づらくなりパサつきが出やすくなってきます！


若い10代の方の髪は、
何もしなくても油分や水分がたっぷりあってツヤがあります。
 
こちらもツヤのある髪＝若いという印象なので、
大人女性はツヤを意識するとかなり印象が変わりますよ(^^)
 
髪にツヤがあると髪も肌もキレイに見えるし、
大人女性のおばさんっぽく見えない髪にはツヤは絶対です！
 

 



▼髪のツヤについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

参考
大人女性の老けて見える髪型の大敵・髪のパサつきを解消する方法

 

落ち着きすぎても若くなりすぎてもおばさん見えする！

 
大人女性の髪型の1番難しいところはここで、
 
落ち着いた印象すぎても老けてしまうし、
若い印象に寄りすぎると若作りをしている感じになってしまうんです。

などなど！
いろんなイメージを組み合わせて髪型を考えないと、
「なんだか老けて見えてしまう…」というお悩みに繋がってしまいます。

　
例えば、落ち着いた大人見えする髪型は

なんですが、
前髪も長くて髪色は暗く、
ストレートのロングヘアの方はとても大人な印象なんです。
 
若い10代の人がやれば大人びた印象だし、
アラフォー世代の女性がやると落ち着きすぎておばさんっぽく見えやすい髪型と言えます。
 



反対に、若く見える子供バランスの髪型は、

になります。
 
例えば前髪がショートバングで髪色は明るく、
パーマのように動きがあってショートヘアだと
 
元気いっぱいな若い印象になりますが、
大人女性の顔と合わせた時にチグハグな若作り感が出たりします。


 
このように、アラフォー世代以上の女性は
全てが落ち着いてしまっても、若い印象に寄りすぎてもおばさんっぽく見えてしまうんです。
 
▼老けてしまう髪型の組み合わせのお話はこちらの記事もご覧ください！

参考
髪型とおばさんに見えてしまうということの深い関係性。

 

おばさんっぽく見えない髪色とは？

 
今はカラーリングをされている方が多いと思うので、
おばさんっぽく見えない髪色のお話にも触れておきます。
 
おばさんっぽく見えてしまう髪色は、

という特徴があります。
 
詳しく解説していきますね！
 

明るすぎて黄色っぽく色抜けしている髪色はおばさんっぽく見えてしまう

 
髪色が明るい方が若く見える、というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか？
 
これは半分正解で半分間違いなんです！
 
というのは、
先ほどの若く見える子供バランスのお話でも触れたように
明るい髪色というのは若く見えるバランスになる要因ではあるんですが、
 
問題は黄色く色抜けしているというところ。


黄色く色抜けするほど明るいと、

ということが起こります。
 
そうすると老けて見えておばさんっぽく見えてしまうんです。
 




髪が明るめの方は黄色く色抜けしないような色味を選んだり、
色が抜けすぎる前に頻繁に染めるなど
髪が明るく抜けすぎないように注意しましょう。
 

白髪染めで真っ黒、もしくはかなり暗めに染めている髪色もおばさんっぽく見えてしまう

 
じゃあ髪色が暗い方がいいのかと言われるとそういうわけではないんです。
 
髪色が黒、もしくは黒に近い暗めな色だと、

と、こちらも老けて見えてしまいがち。
 


 
まだ染めたりしていない地毛の黒の方は髪に透明感があるのでおばさん見えはしない場合も多いですが、
白髪染めだとにごった黒に見えてしまいます。
 
暗めが好きな方もダークブラウンくらいの明るさにした方が、白髪染めしてます感がなく自然に見えますよ(^^)
 

何年も同じ髪色を続けているとおばさんっぽくなる？！

 
何年も同じ髪色を続けていたり、若い時の髪色のままだと
実はおばさんっぽく見えてしまいます。
 
というのは、
お顔や体型、服装やメイクはちょっとずつ変わってきていますよね。
 
それなのに髪色がそのままだとなんだか古っぽく見えてしまい老けて見えてしまいます。
 
 
好きでやってるよ！という方は全然いいと思いますが、
“おばさんっぽく見えたくないな”という方は
今のご自分に合う髪色にアップデートしていくことが大切です(^^)
 

毎回根元のみのリタッチカラーもおばさんっぽくなりやすい

 
こちらも先ほどの何年も同じ髪色だとおばさんっぽく見えやすいというお話に繋がってきますが、
 
根元のみのリタッチカラーだけだとずっと一緒の髪色になりがちですよね。
 

 
加えて、毛先にずっと色を入れないと明るさによっては黄色っぽく抜けやすい場合もあります。


毎回でなくても季節に合わせて色味を変えてあげたりすれば、
古っぽくなることもないし過度な色抜けも防げます！
 
髪を傷ませない為にはリタッチカラーの時があった方がいいですが、
3〜4ヶ月に1度は毛先までカラーリングしてあげるのがオススメです(^^)


▼老けて見えない髪色のお話はこちらの記事で詳しく解説しています！

参考
老けて見えない髪色とは？いつものカラーリングを変えて脱・おばさん！！

 
では実際のお客様の変身例を見ながらおばさんっぽく見えないショートヘアの解説を詳しくしていきます！

おばさんっぽく見えないショートカットを写真つきで解説

 
今回のお客様です！
 

 

 

 

 



前回のカットは3ヶ月前。
 
「長さも伸びてきて、カラーリングを暗めにしたらなんとなく老けた感じがする」
というお悩みでした。


今回のお客様は

というところに注目していきたいと思います！

おばさんっぽく見えてしまっている髪型のポイント

 
今回のお客様の髪型を見てみると
 
✓頭頂部のボリュームはふんわりしている
 



✓毛先はクセで動きが出ているので少しパサつきはあるが、お色が暗めなのでツヤがないわけではない
 



と、いうところで、老けて見えてしまうポイントの

• 頭頂部のボリューム
• パサつき

はクリアしています！


ではなぜご自身が「老けて見えてしまう…」と感じているのか？？
 
それは髪型が落ち着いた印象に寄りすぎているという部分に原因があります！

落ち着いたイメージに寄りすぎておばさん見えしている髪型

 
今回のお客様はご自身のお顔立ちが顔タイプでいうと大人バランスのお顔立ちなので、

という部分が老け見えポイントになってしまっています。
 


まず、落ち着いた暗めの髪色。
 

 
髪型や前髪が落ち着いたイメージ寄りの場合、
暗めにすると老けて見える場合があります！
 
もう1〜2トーン明るくしてあげるとより若見えになります(^^)


 
そして、重ために流した前髪。
 



本来重ための前髪は幼い印象が出やすいんですが、
今回のお客様の髪色、髪型、お顔の印象のバランスで
より重たく、静かで落ち着いた印象に見えているというところが老け見えするポイントになってしまっています。


 
そしてシルエットを見ると
このように下の方にボリュームのあるショートカットは
落ち着いた印象が強くなります！
 

 
このようにボリュームの出ている部分を線で繋ぐと、
真ん中よりも下にバランスのくるひし形になりますね！
 
このような下重心のひし形のバランスになる髪型は
落ち着いて見えやすく老けて見える原因に。
 
逆にこのボリュームのポイントが上がると
若々しい・元気な印象が強くなります。


髪色や似合わせのバランスにもよりますが、
今回のお客様の場合はもう少しボリュームのポイントをあげた方が老け見えしないと言えます！！

おばさんっぽく見えてしまう原因を解消して若見えショートヘアに！

 

 

 

 

かなり印象が変わりました！
 
お写真を比べても印象が違いますよね！(^^)
 

 



今回はカットだけで髪色は変えられなかったので、
老け見えしてしまう他のポイントを解消させていただきました！
 

重たく落ち着いた印象で老けて見えていた前髪

 
この重たく流していた前髪。
 



お客様の印象として、
小柄で活発なイメージをお持ちだったので
 
重たさをなくし、敢えて前髪をもっと短く切らせていただいて、
オシャレなイメージに寄るように前髪を切らせていただきました！
 



そうするとこんな感じに♪
 　

髪色が落ち着いているので前髪が短くても幼くなりすぎず、
むしろ軽さが出て表情も明るく見えます(^^)
 

下にあるボリュームのポイントを上にあげる！

 
1番ボリュームが出ているポイントが下に下がり落ち着いた印象のあったカット前の髪型。
 　

 



こちらを少し表面の長さを切らせていただいて段の位置をあげて、
若々しい・元気というイメージが強くなるようにしていきます！
 

 
ボリュームのポイントを上げて、正ひし形に近い形にしていきます！


そうすると若々しい印象に♪
 

 
ボリュームのポイントが上がるとお顔もキュッと上に上がって見えるので、
お顔の印象としても若々しく見えますよ！

お顔周りのハネを抑えて、耳にかけなくてもいいように！

 
カットさせていただく前は耳にかけていた横の髪。
 


　
結ぶ方もそうなんですが、
お顔周りにかかる髪が全くなく、お顔全体が出ていると
疲れて見えてしまったり老けて見えてしまいます。
 
また、大人女性の顔周りの髪が後ろに向かって流れていると、聖子ちゃんカットのような昭和感も出やすいので
お顔周りの髪はある程度顔に沿うようにしてあげた方が似合う方が多いです(^^)


今回のお客様の場合、軽くなった毛先がハネてボリュームが出てしまうので耳にかけていたそうなので、
 
長さをカットさせていただいて毛先に重さを出して、
毛先がハネないようにさせていただきました！
 



片耳だけ耳にかけるのはステキですが、
ハネてしまうからと両耳かけてしまうと疲れた印象になってしまいます…！
 
▼動画でも解説しています！

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田中亜彌〈タナカアミ〉/表参道・渋谷/脱おばさん/大人女性の老けて見えない髪型(@ami_tanaka1231)がシェアした投稿

クセのある方はハネたりボリュームが出ないようにカットする、という事も大切です。

おばさんっぽく見えない髪型にはスタイリングも大切

 
今回のお客様は元々ワックスでスタイリングをされていたのである程度ツヤがありましたが、
大人のショートカットにはワックスやバームでスタイリングするのは絶対に必要です。


大人女性の髪は

という方が多いので、
スタイリング剤でツヤとボリュームを補うことでより若々しく見せることができます！
 

 
髪に何もつけないのは、
しみやシワが目立つのにすっぴんでいるのと同じです！！


もしワックスをつけるとベタベタして余計にぺたんこになってしまうという方は、
ご自身の髪質や髪型に合うスタイリング剤を選べてないだけの場合も。
 
美容師さんに「どんなワックスをどんな風につけるのがいいのか」
聞いてみてご自分に合うアイテムを味方につけましょう(^^)

大人女性のおばさんっぽく見えないショートヘアまとめ

 
このように大人女性の髪型は、

など…！！
たくさんのバランスによって成り立っています！


髪のボリュームとツヤ感というところ以外は
若い時の様に「前髪が長かったら大人っぽくなる」というように、
簡単に説明することがとても難しくなるのです。


だから
 
「今までしていた髪型が急に似合わなくなった」
「老けて見える気がするけど、どこを変えたらいいかわからない」
 
のいうような事が起こります。


 　
でも、大人女性には大人女性の似合う髪型が必ずあります(^^)
 
「年齢だから…」と、諦めることはありません！


大人女性のお悩みを解決する為の似合わせやイメージ理論を組み合わせて、
あなたに似合う脱・おばさんヘアをご提案いたします！！


今の髪型にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください！

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• 昔の髪型が似合わなくなったと感じている30〜50代の女性
• 若い時と同じ髪型を何年も続けている女性
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• 最近旦那さまやお友達に髪型を褒められていない女性

髪型でこんな悩みをお持ちではないですか？


特に30〜50代の女性は「家事・育児・仕事」と、髪にかけるお時間がなかなか取れなくなりますよね。


私は「脱おばさん」をテーマに表参道でフリーランスの美容師を務めており、今まで5000人以上の30〜50代の女性の髪の悩みを解決してきました。

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